コワーキングスペース──バリ・スミニャック、サンセットと仕事のはざまで《Kumpul》へ
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バリ・スミニャック《Kumpul》で体験する、旅するように働く時間
「旅と仕事は両立できるのか?」そんな問いに、はっきりと「YES」と答えてくれる場所が、バリ島スミニャックにありました。
今回訪れたのは、コワーキングスペース《Kumpul》。ここは、ただの作業場ではありません。働きながら、その土地の空気を肌で感じ、異文化に溶け込み、人と出会い、日々を彩る——そんな”旅する仕事人”のための舞台です。
圧巻のスケール。バリ最大級のコワーキングビルディング
私がこれまで訪れたバリ島のコワーキングスペースの中でも、群を抜いて大きな施設でした。
【1F】
エントランスをくぐるとすぐに受付があり、その左手にはミーティングルーム(スカイプブース)が2室、さらに奥には開放感のあるオープンスペース、水回り、バルコニーが続きます。
【2F】
セミナーホールは100名規模を収容可能。音響設備も充実しており、イベント開催にもぴったり。この規模感は、バリでも非常に珍しい印象です。
【3F】
最上階にはルーフトップとミーティングルーム。ここからのサンセットは、1日の仕事終わりに心をときほぐすご褒美。私も帰国前日にここを訪れ、夕焼けの中で旅を振り返る時間を過ごしました。
【屋外エリア】
バンガローや中庭もあり、定期的にイベントが開催されているとのこと。日中にセミナー、夕方からは屋外でパーティー…そんな光景が自然と浮かんできます。
なお、この施設は24時間利用可能。1Fには警備員が常駐しており、安心して作業に集中できます。
働く、つながる、バリと交わる
私はオープンスペースを中心に、打ち合わせはミーティングブースを活用しました。
料金は1日ドロップインで150K(約1,150円)。国籍によって価格は異なるものの、外国人料金でもこの設備環境でこの価格は「破格」と感じます。
利用者の約65%は地元の人たちで、外国人との比率が逆転しているのが印象的でした。夕方になるとオープンスペースはほぼ満席。地元と旅人が自然に混ざり合うこの空間は、”交流の場”でもあります。
私が訪れた日には、軽食付きのコミュニケーション会も行われており、英語に自信がない私でも(笑)、温かく迎え入れてくれる雰囲気に心が和みました。
ローカルな日常と、自由な仕事のバランス
場所はスミニャックのSunset Road沿い。周辺にカフェは少ないものの、徒歩圏内に小さなローカル食堂があり、私はいつもそこで昼食をとっていました。
施設内にカフェはないものの、コーヒーとミネラルウォーターは無料、食器も自由に使えます。ランチタイムには地元の人たちが手作りのお弁当を広げる姿も。
旅するように働くという選択
ここで過ごした時間は、ただの「作業」ではなく、旅と仕事が地続きになる感覚でした。朝はノマド、昼はローカル、夜は旅人として過ごす。そんなリズムが、日常に少しの刺激と自由をくれるのです。
スーツケースにPCを詰め込んで飛び立つ旅には、目的地だけでなく「働く場所」もまた、選ぶ楽しさがあります。
次の旅は、どこで仕事しますか?
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